毎日コップ一杯分の汗を吸っている布団は、想像以上に汚れやダニがいっぱい。
天日干しだけでは落としきれない汚れは、年に一度のクリーニングですっきりさせましょう。
え~、布団なんて重くてお店まで運べないわ。
マイカーがない我が家はどうしたらいいのかしら。
そんな時は、ランドリーアウトに依頼して自宅まで取りに来てもらおう。
特に東京23区は、お得なオプションが使えて便利だよ!
衣類と布団の宅配クリーニング(洗濯代行)サービスを展開しているランドリーアウトは、東京23区内で利用すると最短3日で戻ってくるスピード仕上げが魅力。
まだスタートして間もないサービスですが、2020年6月11日からふとん丸洗いサービスを全国展開させたりと勢いに乗っています。
とはいえ、調べても情報が少ないため、利用して大丈夫か不安になってしまいますよね。
そんなあなたのために、ランドリーアウトのふとん丸洗いの特徴や利用時の注意点といった情報を独自リサーチしてみました。
この記事で伝えたいこと
- ランドリーアウトふとん丸洗いの特徴を詳しく解説
- ランドリーアウトのメリットとデメリット【比較・分析】
- ふとん丸洗い注意点や利用前に確認すべきこと
ランドリーアウトふとん丸洗いの特徴【30年の実績と高品質な仕上がり】
ランドリーアウトの基本情報をみる(タップで開閉)
運営会社 | 株式会社OKULAB |
価格(税別) | 東京23区内: シングル・ダブルサイズ 4,000円 クイーンサイズ 4,500円 キングサイズ 5,000円 全国(東京23区外): シングル・ダブルサイズ 5,900円~10,800円(地域により異なる) |
オプション(税別) | ナチュラルコース(石けん洗い):300円 早朝便:300円 ※ スピード仕上げ:300円 ※ 布団専用バッグ: ※早朝便・スピード仕上げは利用可能エリアが限られます。 |
送料 | 無料(価格に含む) |
支払い方法 | クレジットカード払い |
納品までの期間 | 3~7営業日 |
集荷&配送業者 | 自社ドライバー または、ヤマト運輸 |
配送日時の指定 | 可能(前日15時までなら途中変更可) |
梱包キットのサイズ (横×縦×奥行) | 調査中(シングル・ダブルサイズが2枚入る大きさ) |
布団の配送方法 | ていねいにビニール梱包 |
洗えるもの | 羽毛(ノンキルト不可)掛け布団、ポリエステル綿の掛け布団、ポリエステル綿のこたつ布団 |
洗えないもの | すべての敷き布団、綿の布団、枕、クッション、ラグ、カーペット、濡れている、もしくは湿り気を帯びている布団、毒を要する布団、洗浄が難しいと判断した布団 |
個別洗い | 可能(標準) |
布団の長期保管 | 不可 |
トラブル補償 | 事故が生じた場合、1バッグの補償限度額をサービス料金の20倍とし、その範囲内で補償 |
肌と素材、環境にも優しい洗剤を使用
素肌に触れる布団で特に気をつけたいので洗剤です。
質の悪い洗剤で布団が現れてしまうと肌荒れや湿疹の原因になってしまい、せっかくのクリーニングが逆効果なんてこともありえますよね。
ランドリーアウトは、素肌や素材、環境にも優しい「pau」というヤシ油が原料の中性洗剤で洗います。
一般的な選択洗剤に多く含まれている界面活性剤や、蛍光剤、リンといった肌に良くない成分は一切含まれていないのが特徴で、泡切れが良いので布団に残りの心配もありません。
使う洗剤をしっかり選んでいて、安心できますね。
さらに敏感肌、アレルギー体質の人向けのサービスとして、ナチュラルコースという「天然石けん洗い」のオプションも備わっています。
こちらは中性洗剤の代わりに、創業90年の老舗石けんメーカーが昔ながらの釜炊き製法で作る「木村石鹸」という天然液体石けんで洗ってくれます。
アレルギー等の皮膚トラブルの原因となる成分(石油由来界面活性剤、合成香料、合成着色料、石油由来防腐剤など)はすべて不使用。オプション料金もたったの300円と利用しやすいのも良いですね。
完全個別洗いで中まで洗浄&70度の温風で急速乾燥
大型洗浄機で数十枚まとめて洗うクリーニング店とは違い、ランドリーアウトはお客様ごとに布団を洗う完全個別洗いを採用しています。
洗う回数が増えて手間はかかりますが、他人と布団と一緒に洗われるのは衛生的に心配という方には嬉しいサービスですね。
ダニや汚れをしっかり落とすため、少量の布団で中までていねいに洗ってから、70度以上の温風乾燥機で急速乾燥させます。
そうすることで、布団に溜まっていたダニの97%を死滅させることに成功しています。
集荷とお届け先を別々の場所に指定できる
ランドリーアウトでは、注文時に集荷場所とお届け先に別々の場所を指定することが可能となっています。
布団クリーニングであまり使うことは無いかもしれないですが、例えば「引っ越し先」や「上京先のお子さん」にキレイな布団を届けたい場合に大変重宝します。
また、集荷・配送日も会員ページから手軽に変更できる仕組みになっていて便利。
多くの業者は個別問い合わせが必須となっているので、ベンチャー企業の柔軟さをうまく活かしているなと関心しました。
ランドリーアウト:ふとん丸洗いの料金は?
ランドリーアウトのふとん丸洗いクリーニングは、東京23区内と全国では値段が大きく異なるので、しっかりおさえておきましょう。
※価格はすべて税別表記
※1枚あたりのお値段
スタンダードコース(東京23区内)
シングル・ダブルサイズ | 4,000円 |
クイーンサイズ | 4,500円 |
キングサイズ | 5,000円 |
ランドリーアウトでは、布団をまとめて依頼すると割引になるような制度がない代わりに1枚あたりの値段を安く設定しています。
9,000円以上のところもあるので、この値段はかなりお得かも。
1枚からでも手軽に利用できるので、単身者や汚れた布団をすぐキレイにしたい時に重宝しますね。
スタンダードコース(全国)
東京23区外で扱える布団のサイズは、シングル・ダブルサイズのみです。
関東(東京23区外)、南東北、甲信越、東海、北陸 | 5,900円 |
関西、北東北 | 6,300円 |
四国、中国 | 6,600円 |
北海道、九州 | 7,100円 |
沖縄 | 10,800円 |
シンプルに東京都から離れるほど値段は割高になります。
通常料金に地方発送分の送料が上乗せさせるようなイメージですね。
オプションサービス
布団専用バッグは、現在WEB注文時にプレゼントしてくれます。
ナチュラルコース(石けん洗い) | 300円 |
早朝便(エリア限定) | 300円 |
スピード仕上げ(エリア限定) | 300円 |
布団専用バッグ |
ランドリーアウトは、柔軟な発想力を活かした他社には無い個性的なオプションが魅力。
朝8時~9時に集荷・配送してくれる「早朝便」なら、朝の出勤前にさっと布団をクリーニングに出すことが可能です。
また、「スピード仕上げ」オプションを活用すれば、驚異の2日仕上げで布団が戻ってきちゃいます。
早すぎてびっくり!
普通は1~2週間くらいかかるよ。
ここに注意
早朝便とスピード仕上げのオプションが利用可能エリアは、限られているのでご注意ください。
自社配送エリア | 渋谷区・世田谷区・港区・目黒区・品川区・新宿区・千代田区・中央区 |
ランドリーアウトのメリット・デメリットを徹底分析
ランドリーアウトのふとん丸洗いで、特に優れている点や惜しいと感じた部分を整理してみました。
ランドリーアウトのメリット
集荷~洗浄・お届けまでの日数がとにかく早い【最短3日仕上げ】
ランドリーアウトは、大手の布団クリーニングと比べて仕上がりスピードが段違いに早いです。
ランドリーアウト | 東京23区 16時までの集荷:3日後(日時指定可) 16時以降の集荷:4日後(日時指定可) 上位以外の地域 7日後(日時指定可) |
大手布団クリーニング店 | 10~20日後(参考値) |
例えば、週末に2泊3日の旅行に出かける前に布団をクリーニングに出しておき、帰ったらすっきりキレイな布団を受け取ることだって出来ちゃいます。
これなら、お家に代わりの布団が無くても心配いらないわ。
旅行を楽しむ間に、布団がピカピカになるね~♪
早朝便は時間を有効活用したいビジネスパーソンにぴったり
手軽な布団宅配クリーニングですが、布団の集荷作業は割と時間を拘束されて不便と感じる人も多くありません。
例えば、ヤマト運輸の集荷は日中(9時~18時30分)対応となるので、共働きの人や一人暮らしだと平日に布団を渡すのが難しかったりします。
しか~し、ランドリーアウトには早朝便という便利なサービスが!
都内の一部エリア限定ではありますが、ランドリーアウトの早朝便を活用すれば朝の出社前に布団をクリーニングに出すことが可能。
貴重の休日の時間を、クリーニングの集荷待ちに当てることなく有意義に過ごしたい人にもってこいですね。
敏感肌に嬉しい天然石けんで「個別洗い」してもらえる
ナチュラルコース(+300円)のオプションを選ぶことで、洗剤を天然石けんに変更可能です。
また、ランドリーアウトは、お客様単位で分けて洗う「完全個別洗い」なので、他人の布団と一緒に洗うのが気になる人も最適です。
ランドリーアウトのデメリット
支払い方法がクレジットカード決済のみ
ランドリーアウトの支払いはクレジットカードのみとなっており、代金引換や銀行振込には対応していません。
残念ながら、クレジットカードを持っていないという方は利用することができないので、他の支払い方法に対応しているクリーニング業者から選ぶようにしましょう。
東京23区外だとそこまで安くならない
2020年6月から、ふとん丸洗いが全国対応にはなったものの料金体系が東京23区と異なるため、お得感が薄れてしまう結果となっています。
オプションも都心部しか使えないからね~。
現状は、地方にクリーニング工場が無いので今は仕方なしです。
まだまだ成長力のあるベンチャー企業なので、料金体系が統一されることを期待して待ちましょう!
敷き布団・綿(わた)布団は対応不可
ランドリーアウトで洗える素材は、以下に該当する掛け布団だけとなっています。
洗える布団 | 洗えない布団 |
---|---|
羽毛掛け布団 | すべての敷き布団(型崩れのリスクが大きいためNG) |
ポリエステル綿(わた)掛け布団 | 綿(わた)の布団(綿が偏ってしまうためNG) |
ポリエステル綿(わた)こたつ布団 |
洗える布団に該当しないシルク、ムートン、ファートンなどは基本的に洗えないと思った方がいいです。
ベンチャー系のランドリーアウトでは、熟練の職人の腕に頼るような扱いが難しい素材を受け入れてもらえないようです。
こういった素材を洗いたい場合は、熟練の職人が対応するしももとクリーニングやアイクリーンに依頼しましょう。
ランドリーアウト利用者:口コミ&評判
ランドリーアウトは、まだ始まったばかりのサービスなので、口コミ自体は少ないです。
いくつかSNS上であがっていたものをご紹介します。
口コミの数は少なめですが、ていねいな対応が好評のようです。
ランドリーアウトでふとん丸洗いを依頼する流れ
【STEP1】ネットで申し込む
ランドリーアウトを利用するには最初にアカウント登録が必要です。
まずは会員登録ページにアクセスして、自分のアカウントを作成しましょう。
氏名、電話番号、住所、メールアドレスを入力。最後にパスワードを決めれば完了です。3分もあれば終わりますよ。
GoogleやFacebookアカウントでログインも出来るよ!
アカウント登録が終わったら、希望の布団サイズと枚数とコースを選んで注文。
集荷・お届け日もこのタイミングで決める必要がありますので、事前に考えておきましょう。
【STEP2】集荷の準備をする
東京23区とそれ以外の地域で集荷方法が異なるので要注意。
東京23区から注文 | 集荷日にドライバーが専用バッグ持参で訪問。専用バッグに洗う布団をその場で梱包する |
上記以外 | 集荷日にヤマト運輸の担当者がダンボール持参で訪問。ダンボールに洗う布団をその場で梱包する |
集荷キットを事前に送って梱包する業者が多いですが、ランドリーアウトは当日梱包となります。
集荷業者の目の前で梱包しないといけないので、少々せわしないですが、布団へのタグ付けや配達伝票を書いたりする手間がない店は楽でいいです。
【STEP3】布団をドライバーに引き渡して発送する
自社ドライバーかヤマト運輸のドライバー布団を引き渡します。
あとは布団がキレイになって戻るのを待つだけですね!
【STEP4】返ってきた布団を確認
注文時に指定した配送希望日になったら洗った布団が戻ってきます。
ランドリーアウトは、羽毛布団が傷まないように圧縮せずに送ってくれます。
開けた瞬間からふっくら感をあじわえると思いますよ♪
ランドリーアウト:ふとん丸洗いの注意点や確認しておきたいこと
オプションは使えるエリアが限られているので注意
繰り返しになってはしまいますが、「早朝便」「スピード仕上げ」のオプションサービスは、現在は以下のエリアしか利用できません。
早朝便・スピード仕上げ:利用可能エリア | 渋谷区・世田谷区・港区・目黒区・品川区・新宿区・千代田区・中央区 |
元々、東京都内からスタートしたサービスなので、今は仕方ないのかもしれません。
今後の対応エリア拡大に期待しましょう。
地方発送はダンボール梱包になる
東京23区と違い、地方から布団を発送する際はダンボールに詰めて送る形となります。
また、梱包用のビニール袋とダンボールを止めるガムテープはご自身で用意しないといけず、少々不便。
ダンボールの大きさは【横60cm×縦40cm×40cm】と割と小さめ。
ダンボール配送だと、運送時に重い荷物を積まれてしまう恐れもありますので、10万円以上するような高級な掛け布団を依頼するのは控えた方がよいでしょう。
まとめ:東京に住む人はランドリーアウトを利用しない手なし!【品質&仕上がり上々】
ランドリーアウトは、1枚目から安価で利用できるので、単身者におすすめです。
また、東京都心部だと「早朝便」「スピード仕上げ」といった便利なサービスも利用できるため、上手に活用すれば布団クリーニングを効率的に行うことができますよ。
手軽に布団をキレイにしましょう♪